【スペイン留学】人生で初めて中指を立てられた話
はいたい!
沖縄県民によるオキナワ旅『ゆい旅』へめんそーれー!
沖縄の観光情報、伝統芸能、文化、歴史など、地元民でも知らない情報を発信するブログです!
今日は『留学中に起こった激怖エピソード』をお話しします(ノД`)・゜・。
ストーリー
ある日の週末、買い物を終えてお家へ帰る途中に起こった出来事です。
疲れて、ベンチに座り休憩をしていたら、ぽっちゃりの60代ぐらいのおじさんが声をかけてきました。
話の内容は、『君中国人だよね?俺中国人の友達いるんだよね。』といった世間話でした。
彼曰く、中国人以外にもドイツ人、イタリア人など海外の知り合いが多いと謎のアピール。
そして、こんな提案をしてきました。
おじ:『俺、中国語勉強したいからカフェ行って教えてよ』
私:『言いにくいんだけど、私日本人です』
おじ:『日本人?なおさらええやんけ!』
私:『えっ?日本語も勉強しているんですか?』
おじ:『せや、せや!カフェにでも行って教えてくれや』
私『えっ?おじさん中国語でしょ?そんな学習したい言語ガラッと変えれるもんなの?』
おじ:『中国語も日本語も同じや!』
みたいな感じで話は進んでいきました。
おじ:『じゃ、今からカフェ行くか』
私:『今日は予定あるからまた今度』
すると、おじさんは目の前にあった家を指して
『ココの2階、俺ん家だからなんかあったらピンポンしていいからね』
私:『今日あった人にこんな個人情報教えていんですか!?』
おじ:『ええで!ええで!かまわんかまわん』
家を紹介してくれることに関して、私を含めて日本人は不審に思いますが、スペインではマナーだったりします。
【スペインの習慣】お家を紹介する
スペイン人は、人をお家に招待して、ここがキッチン、ベッド、リビングと紹介してくれます。部屋が散らかっていても。
もちろん、人によって異なりますがそういった習慣があります。
※語学学校の「スペイン人の習慣」の授業でもそう習いましたし、実際に私が体験して感じました。
家紹介が終わると連絡先交換しました。
※家の中には入っていません
ケータイを出して、
連絡先を交換している途中に
そのやり取りを見ていた雑貨屋さんのおねえさんが私を見て必死にジェスチャーで
「絶対ダメ!気を付けて!」と教えてくれました
この時、ようやく「はっつ」としておじさんと別れました。
後日連絡はありましたが、無視し続けました。
しかし!!!
問題はココからです
街のセンター街を行くにしても、学校へ行くにしてもおじさんの家の前を通らなければなりません。
毎日ハラハラ・ヒヤヒヤしていました。
するとある日、とうとう彼の家の前ですれ違ってしまいました。
しかもその道は狭い!!!
やばーーーい!こわーーい!
私は気づかないふりをして通り過ぎました。
すると、おじさんはスッと手を出して私に中指を立て声をかけずに去っていきました。
中指を立てられるだけで済んで幸いです。
しかし、私の人生で中指を向けられることがあるなんて驚きです!
ヨーロッパ人が思うアジア人&日本人
先ほど紹介したストーリーの中でおじさんの発言に、日本人の我々から見るとおかしい発言がありました。
太文字記入されている
①『君中国人だよね?俺中国人の友達いるんだよね。』
②『日本人?なおさらええやんけ!』
③『中国語も日本語も同じや!』
まずは①『君中国人だよね?俺中国人の友達いるんだよね。』と③『中国語も日本語も同じや!』から説明します。
ヨーロッパ人は韓国人・中国人・日本人などのアジア人はみな同じです。その中でのアジアというと中国の印象が強いのでアジア=中国人だと捉えられます。
感覚としては
日本人が西洋の人を見てアメリカ人と判断するのと同じです。
私達日本人は、同じアジア圏にいる中国人・日本人、韓国人をなんとなく見分けられるようにヨーロッパ人はフランス人・イタリア人・スペイン・ドイツ人などと見分けられます。
そして、間違えた人種で呼ばれると怒ります。
どっちもどっちって感じですよね。
ちなみに、私がスペインにいたとき調査した結果だど
スペイン人は、1番イタリア人に勘違いされると嫌だそうです。
なぜなら、イタリア人=チャラい というイメージがあるから。
しかし、イタリア人は自分の国を誇りに思っています。
私が絡んだイタリア人はみんな明るくて楽しい人ばかりでした。確かにチャラいけど(笑)
②『日本人?なおさらええやんけ!』の意味を紹介します。
私の肌感なのですが
ヨーロッパでアジア人は馬鹿にされやすいです。
これはヨーロッパだけでなく南米もそうらしいです。南米出身の日系人に現地の人に『中国人!中国人!』と馬鹿にされるのは当たり前らしいです。
実際私もスペインで、言われたことあります。
私はイラつきませんが一緒にいた大阪の子はいバカにされたとイライラしていました。
しかし、その反面世界中で日本の文化が流行しています。
例えば
公園でゆっくりしていたら30人の団欒があり「何この集い?」とスペイン人に聞くと「あー、ポケモンGOだよ」など
実際に、街で美人な女子大学生2人に『え?日本人ですか?かわいいー』と言われたこともあります。日本人のアニメ、漫画、食、カワイイ文化はリスペクトされています。
アジア人は馬鹿にされていると言いましたが、また、日本人の好感度が高くクリスペクトされています。
他のアジア人はリスペクトされていないという意味ではありません
おじさんが発言した『日本人?なおさらええやんけ!』の言葉は
ヨーロッパの認識で日本人が好感が高いことによって出た発言だと思われます。
事件が起こった理由
その1
私の心境は、後2か月で帰国するし、もっとスペイン語のスキルをアップさせたいな。今まで会話しているネイティブの人は、おそらく私にゆっくりで優しいスペイン語を使ってくれているだろうから、そろそろ新しい層のネイティブと会話したい!って考えていました。正直、おじさんが何語を勉強するかなんて興味はありませんでした。
なんなら、日本語を教える気もありませんでした。
この人を利用し、スペイン語力を向上させるいい機会だ!と。
つまり、帰国まじか自分のスペイン語スキルに焦っていました。
その2
私の考えで、こいつ野蛮人だと下に見て人を避けるのが嫌いでした。
例えば
クラスで周りと違うことをする人に「ヤバいやつ、野蛮人、頭がおかしい」といったレッテルを張り無視したり、仲間外れにしている状況
こういった世間の冷ややかな目で人を見ている人が苦手でした。その気持ちが強く、変わった人を見ると優しく接しようと心掛けちゃいます。
今思えば、これも1週回って偏見していると思います
なのでちょっと変わったおじさんに対応しちゃいました。
結局、このおじさんがどういった意図で私を誘ったのか分かりません。
彼が、良い人なのか、危ない人なのか分かりませんが
危険察知能力は大切です。反省してます。
以上スペインで中指立てられちゃった話でした~
またやーたい!(またね)
【生まれも育ちも沖縄のウチナーンチュ】
ゆい旅管理人
職業:大学生
【ブログを始めた目的】
『沖縄好きな人』×『沖縄の情報』を結ぶ
(ゆいまーるする)
目標:ミーバルビーチに自分でリフォームしたペンションを経営すること