はいたい!
沖縄県民によるオキナワ旅『ゆい旅』へめんそーれー!
沖縄の観光情報、伝統芸能、文化、歴史など、地元民でも知らない情報を発信するブログです!
今日は『石敢當の秘密』について紹介していきます
この記事を読んで分かるコト
・石敢當が設置されている意味
・歴史と発祥地
・石敢當にまつわる七不思議
・購入できる場所と価格
石敢當ってなんのためにあるの?
Q:石敢當って何?
A:石敢當は魔除けグッズ。
マジムン(魔物)が家に入ってくるのを防ぐ道具
マジムンとは、、
沖縄ではマジムンと呼ばれる魔物がいると信じられています。沖縄マジムン図鑑によると
マジムンとは、妖怪、妖精、幽霊を意味します。
「見えない世界の住民」と記載されています。【有名なマジムン】
キジムナー(火の精霊)
・ガジュマルの古木に住む、赤毛で背丈は子供の少年くらいのマジムン。
魚の目玉が好物である。怒らせると、家畜をすべて殺したり、海に人間を沈め殺したりと危険度は高めなマジムン。
※基本的にはカワイイアカングヮマジムン(赤ん坊の死霊)
・ハイハイをして人間の股をくぐると死んでしまうマジムン。アフィラーマジムン(アヒルの姿)
・人間の股をくぐると死んでしまうマジムン。
その魔物は、直進にしか進めないと言われています。
そのため、「T字路」や「Y字路」に家があるとお家に入り込んでしまうと言われています。
なので、「T字路」や「Y字路」に家がある家庭は石敢當を置いています。
世界遺産に登録されている識名園にも魔物から守る作りが施されているよ!
詳しくはこの記事で
【歴史】石敢當の発祥地は沖縄ではない
石敢當の発祥の地は中国です。
中国の福健省という場所の南部が石敢當発祥の地です。
中国の勇敢な力士の人名が由来!
日本で石敢當が置かれているのは
沖縄県と鹿児島県です。
世界で石敢當が置かれているのは
東アジア貿易によって台湾、ベトナム、シンガポールなどに伝播した。
10個触ると願いが叶う!?
私の小学校では、家に帰るまでに石敢當を10個触ると願いが叶うと言われていました。
1つだけルールがあり、白い石の石敢當を触っていしまうと無効で、たまイチからやり直しです。
小学校から家までの帰り道で石敢當は9個しか無いのは明らかなのに毎回『あと一つなのに!!』と悔しがっていました。(笑)
たまに、石敢當が10個見つけれないから遠回りして下校するのが私の学校のあるあるでした!
ネットでは10個の石敢當ではなく、100個の石敢當などと学校によって様々なルールがあるそうです。
どこで買える?値段は?
石敢當は主に3か所で販売されています!
- ホームセンター
- お土産屋さん
- ネット
価格は¥1,000¥30,000とピンキリですね!
インテリアの置物として販売されていますね
終わりに
私が幼い頃
父に「石敢當って何?」と質問をしたことがあります。
父:「マジムンから身を守るための魔除けだよ」
私:「マジムン?何それ?私達に何か悪さするの?」
父:「マジムンが股下をくぐると、人間は死んじゃうんだよ」
私:「怖い、死んじゃうじゃん私!!泣」
幼い頃はマジムンを恐れる日々。
死に怯えながら生活していました。
今思い返せば、、、
私めちゃくちゃ生きてるやーーん👋
生きてて何よりです。
以上石敢當の秘密でした~
またやーたい(またね)
こういう沖縄の都市伝説って面白いですよね!
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【生まれも育ちも沖縄のウチナーンチュ】
ゆい旅管理人
職業:大学生
【ブログを始めた目的】
『沖縄好きな人』×『沖縄の情報』を結ぶ
(ゆいまーるする)
目標:ミーバルビーチに自分でリフォームしたペンションを経営すること